読書感想文

2020年2月5日~2020年3月5日まで読書感想文を

【読書感想文】ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ

 

 

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 この本を読むと

  • ”ハーバード流”の人生戦略の立て方が分かる!
  • キャリアを前向きに考えることができる!
  • 自己分析ができる!

 

 

感想

突然だが、キャリアについて迷ったことはあるだろうか。

 

…ちなみに私はある。

就職活動において、自己分析をしていくにつれて

「自分という人間は?」「どう生きればいいのか?」

という疑問が自分の中でモクモクと上がってきた。

 

 

 そんな時に出会ったのが、こちらの本だ。

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『ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ』

 

 

その感想を一言で表すと、

「自分のキャリアは自分でコントロールしなきゃいけないんだ!」

 

この感想だけじゃどういうことか分からないかもしれない。

 

そこで、この本の帯には以下のことが書いてある。

学生や社会人が、今日も悩み相談に訪れる…。

就活、転職、人間関係、昇進…。

「自分は何がしたいのか、本当に分かっていますか?」

 

 この本はその問いに対して自分なりの答えを見つけられる本だ。

 

 

こちらの本の著者はハーバード・ビジネススクール

”キャリア相談室長”のロバート・スティーヴン・カプラン氏。

 

 

ロバート・スティーヴン・カプラン

ゴールドマン・サックスで副社長まで務めたハーバード・ビジネススクール教授。

キャリアを通じて、若手から中堅まで、数多くのプロフェッショナルのコーチングを行ってきた。

現在では、”キャリア相談室”さながらに、学生だけでなく社会十までもがハーバード大学のカプラン教授の部屋を訪れ、キャリアや人生について相談を行っている。

 

グッとポイント

今回のグッとポイントは3つある。

  1. 勝者の口調と敗者の口調で書く
  2. チャンスを活かす方法
  3.  潜在能力を発揮するのに人間関係は欠かせない

それぞれ紹介していこう。

 

 

 1.勝者の口調と敗者の口調で書く

   自分の人生を勝者と敗者(ポジティブとネガティブ)の両視点から見てみよう。

  きっと勝者の口調は以下のような側面を映し出すだろう。

私は、両親の愛情と献身的な姿勢に刺激を受けました。私もあんなふうになりたいと思いました。両親に私のことを誇りに思ってほしい、一生懸命働いた甲斐があったと思ってほしい、その一心から一生懸命勉強し、働きました。両親を見習って、学校でも仕事でも成功しようと努力しました。

 

  しかし、物事は様々な側面からとらえることができ、今回もまた例外ではない。

  敗者の口調で同じ人物の人生を語ると以下のように言うかもしれない。

子供の頃は神経質でした。特に人と関わる場面で、よく冷や汗をかきました。パーティーで、女の子と話すときに汗だくになっている少年を見たことはありますか?私もあんな少年でした。少しおどおどしていたのです。高校の頃はスポーツが得意でしたが、成績は不安定でした。というのも、時々集中力が散漫になるうえに、自分に自信が持てなかったのです。

 

  両者の口調には大きな乖離があり、とても同じ人物の話だとは思えなかった。

  しかし、事実、私の中にも、勝者の口調で語られる物事と敗者のそれがある。

 

  ここで重要なのは、まずそのような口調の違いに気づくことだ。

  そして、これらの声が自分の行動にどう影響しているかを理解することだろう。

 

  今の行動が過去の古傷によって邪魔されることが無いように、

  自分の潜在的な能力を発揮するために、

  我々は現実に向き合わねばならない。

 

 

 2.チャンスを活かす方法

  あなたには理想の仕事はありますか?

  そして、その仕事に就けていますか?

 

  残念ながら、私の周りはほぼ全員、現実と理想の仕事がかけ離れている。

 

  そこで今回私が感銘を受けたポイントは、

  「夢を紙に書く(周りに発信する)」ということだ。

 

  夢を紙に書くことは、重要な第一歩だ。

  書くことで、理想の仕事に関わる重要なことが浮き彫りになる。

  紙に書く、というのは自分で常に夢に対してのアンテナを張っておくことだ。

 

  実際に私も経験がある。

私の好きな食べ物はキウイである。

これはニュージーランドに訪れた際に鳥のキウイを見て以来、その可愛さに心を奪われ、同じ名前のフルーツということで愛着を持ったということがきっかけである。それからは私の好きな食べ物はキウイになった。

アイスブレイクの際や普段の会話の中で、好きな食べ物を聞かれた際に「キウイです」と応えていた。

翌年の誕生日に私は友人からキウイのクッションと置時計をもらった。私のキウイ好きを覚えていてくれていて、実際にプレゼントという行動にまで映してくれたのが本当にうれしかった。

  

   これは些細な例だ。

  しかし、周囲に夢や希望を発信することでチャンスを得られることがある。

 

 

 3.潜在能力を発揮するのに人間関係は欠かせない

  誰でも、たった一人で成功することは出来ない。

  重要な分岐点で誰かを頼りにできなければ、潜在能力を発揮するのは難しい。

 

  私たちは皆人間関係に穴を持っている。例を挙げる。

  ・家族の問題を抱える人

  ・職場の仲間から距離を置く人

  ・職場の仲間としか付き合わない人

  ・人脈や知り合いが多いだけの人

  人間だれしもが抱える以上のような例に本書ではアドバイスを掲載している。

 

  あなたが今悩んでいることの解決につながるかもしれない。

まとめ

ハーバード、ゴールドマン・サックスの上澄みを行く著者の

経験をもとに書かれたキャリア相談書!!

 

現状をよりよくしていきたい人や、今後の人生に少しでも不安がある人は手に取ってほしい。

そして、その不安をこの本を読むことによって解消してほしい!

 

少しでも興味を持った人には、まずAI朗読で試し聞きしてみるのをオススメする。


≪AI朗読≫ハーバードの自分を知る技術~悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ

 

ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ

ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ